クリーニングの基礎知識~クリーニング事故と賠償~

 

クリーニングで事故が起こるとクリーニングした業者は顧客に賠償する責任がある。

賠償額の算出は「クリーニング事故賠償基準」を参照に行われる。

この基準で平均使用年数(衣服などの使用開始から、その使用をやめるまでの平均的な期間)が定められている。

例えば衣類は次のような使用年数です。

背広やスーツは2~4年。

ワイシャツは2~3年。

スポーツウェアは2年。

寝具類は次のような使用年数です。

羽毛布団は10年。

羊毛布団は10年。

ただし上記以外の布団は4年なのです。

シーツやカバー類は2年です。

寝具のクリーニングをやっている人間からすると、羽毛布団10年は長い気がします。

シーツやカバーが2年なのは短い気がします。

 

今日のしみ抜き

シミがついたもの ピロケース

組成 綿

シミの種類 血液

大きさ 15mm位

経過時間 24時間位

洗濯  未済

加熱 無し

まだ1日位しか経っていないので石鹸でもんでみる。

石鹸だけで落ちたので以下同様に。

 


にほんブログ村

 

 

クリーニングの基礎知識 ~クリーニングの事故~

 

クリーニングの事故とは

「クリーニング業者が洗濯ものを処理したときに、洗濯ものに様々な異常が現れること」

をいいます。

事故の原因はおおよそ以下の3点です。

1洗濯ものの品質

2洗濯ものの着用状況

3洗濯もののクリーニングの処理

クリーニング業者はクリーニングの事故を減らすため、組成を確認し洗濯方法を決定します。

取り扱い絵表示の通りに洗濯していると思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、取り扱い絵表示は家庭洗濯向きに制定したもので、業者向きではありません。(参考にはしますが)

 

今日のしみ抜き

シミがついたもの 掛け布団カバー

組成 綿

シミの種類 不明

大きさ 1cm

経過時間 不明

洗濯 済

加熱 あり

油性処理

今回は一発で取れました。

 


にほんブログ村

 

 

クリーニングの基礎知識 ~クリーニングの工程~

 

クリーニングの工程は一般的に次のような順序で行われる。

1受付点検

2マーキング

3分類

4洗浄・脱液・乾燥

5仕上げ

6検査

7包装

受付点検は主に苦情防止。

マーキングは氏名などを記入し洗濯ものなどに取り付け紛失や誤配防止。

分類は汚れの程度や色別に分け、洗濯による事故防止。

洗浄・脱液・乾燥は洗濯して乾かす。

仕上げはアイロン掛け等、シワ伸ばし。

検査は破れボタンの脱落、乾燥の度合い、仕上げの程度の確認。

包装は埃防止。これ案外知られていないんです。業界では家に持ち帰ったら、包装を外すように周知するよう頑張っていますが、知られていません。現在は不織布の包装紙があるのでそれに変更した方が良いと思います。

 

今日のしみ抜き

シミがついたもの 長財布

メーカー トリーバーチ

組成 ポリエステル 皮革

シミの種類 不明

シミの大きさ 4cm

経過時間 不明

洗濯 未済

加熱 なし

財布の内側にシミ

ファスナーのテープの素材はポリエステルのようなので裏側からしみ抜き。

テープの一部だけ綺麗になってしまったので、全面的に洗浄。

片側だけ綺麗になってしまったので、反対側も洗浄。

テープ部分が綺麗になったので、比較部分もちょっとだけクリーナーをかけて、クリームを塗りました。

青色が少し鮮明になりました。

 


にほんブログ村